SFカーニバル『SF・SF学・SF思考の未来:慶應SFセンター設立記念イベント』

2024年1月1日より、慶應義塾大学にサイエンスフィクション研究開発・実装センターが誕生しました。
日本の大学組織の中では初の、SF研究を専門としたセンターであり、SF作品の研究はもちろん、かつてのSF学や、昨今盛んなSF思考・SFプロトタイピング、スペキュラティブデザインや経営学、さらには生成AIを中心とした創作環境の変化までを研究対象としています。

イベントでは、このセンターの設立を記念し、今後のSF・SF学・SF思考の未来について語り合います。
登壇者として、ゲンロン大森望SF創作講座出身で日経「星新一賞」優秀賞でデビューしたSF作家であり、現日本SF作家クラブ事務局長でもある揚羽はな氏、科学コミュニケーションを専門とし、現代SFプロトタイピングのキーパーソンとしても活躍する科学文化作家の宮本道人氏、オンラインメディアKaguya Planetを主催し、日本SF作家クラブ編『SF作家はこう考える 創作世界の最前線をたずねて』を出版したSF企業VGプラス合同会社の井上彼方氏の3名をお呼びしています。

登壇者

揚羽はな 作家、日本SF作家クラブ第26代事務局長
宮本道人 科学文化作家、慶應義塾大学SFセンター訪問助教、北海道大学 CoSTEP 特任助教
井上彼方 編集者、SF企業VGプラス合同会社代表

司会

大澤博隆 慶應義塾大学理工学部准教授、慶應義塾大学SFセンター所長、日本SF作家クラブ第21代会長

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  • 科学研究費助成事業『サイエンス・フィクションが示唆する未来の発達・加齢観の分析』
  • 公益財団法人トヨタ財団『人工知能と虚構の科学―AIによる未来社会の想像力拡張』